エンジンオイルの新規格 “SQ”, “GF-7” について

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API規格「SQ」及びILSAC規格「GF-7」は、次世代の高性能エンジンオイルとして注目されています。
これらは、より厳しい環境性能や省燃費性能、エンジンの耐久性向上を目的に開発された最新の規格です。

2025年4月頃から各メーカーより順次発売開始しており、最新の技術や環境基準に対応したオイル選びが可能になります。

そこで本記事では、現行の「SP」や「GF-6」といった従来の規格と比較しながら、「SQ」、「GF-7」の性能とメリットについて解説します。

今後のオイル選びに備えたい方、新しい規格の特徴やメリットを知りたい方はぜひご覧ください。

エンジンオイル

SQ及びGF-7は現行(2025.7月現在)で最上級の規格であり、従来の性能を包括しながら、さらに性能を高めたエンジンオイルです。

1つ前の規格であるSP、GF-6よりも向上した性能は以下の通りです。

  • 燃費性能の向上
  • LSPI(低速プレイグニッション)対策
  • タイミングチェーン摩耗抑制
  • GPF対応
  • ピストンスラッジ抑制(洗浄性能向上)

-燃費性能の向上-

エンジン内の摩擦はエネルギー消費に大きく影響し、摩擦の抑制によって燃費が大きく向上します。
また燃費の向上によって二酸化炭素の排出削減効果も見込まれます。
SQ及びGF-7の新油を使用した際、従来の規格の3%以上の燃費向上が規格によって定められています。

-LSPI(低速プレイグニッション)対策-

LSPI(低速プレイグニッション)とは、ダウンサイジングターボなどの直噴エンジンで見られる現象です。
エンジンが予定よりも早く爆発してしまう現象であり、エンジンに重大な損傷をもたらす可能性があります。
このLSPIの発生を旧来の規格よりも低減することでエンジンの負担を軽減します。

-タイミングチェーン摩耗抑制-

タイミングチェーンはエンジンの燃焼効率を最適化する役割を果たしています。
タイミングチェーンが摩耗や伸びによって劣化すると異音が生じる等の不具合が発生し、エンジンの不調や最悪の場合チェーンが切れる場合があります。
SQ及びGF-7規格は、専用添加剤を加えることによりタイミングチェーンの摩耗を抑制します。

-GPF対応-

GPFとは直噴ガソリンエンジンから排出されるPM(粒子状物質)を除去するフィルターです。
エンジンオイルに含まれる硫酸灰分(清浄成分)の影響でフィルターが目詰まりを起こしてしまいます。
従来の規格よりも硫酸灰分の含有量が明確に定められており、フィルターを詰まりにくくします。

-ピストンスラッジ抑制(洗浄性向上)-

ピストンに堆積物が発生するとエンジンの燃焼効率が悪くなります。
ピストンの洗浄性能を高めることでピストンの汚れが減少し、燃費の改善やエンジントラブルの防止に繋がります。

車_青空

SQ及びGF-7規格は従来の規格よりも高品質であり、エンジントラブル抑制に大きな役割を果たします。

愛車と長く、そして快適に付き合っていくためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。
中でもエンジンオイルは、エンジンの性能を最大限に引き出すために重要な役割を担っています。

定期的なオイル交換や適切なオイル選びによって車のコンディションは大きく変わります。
高品質なエンジンオイルを使用することで、エンジンの寿命を延ばすだけでなく、燃費の向上や走行性能の維持にもつながります。

高品質なオイルで素敵なカーライフをお楽しみください。

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